失われたフィルムを求めて カット解説

各カット解説

標章後回し

めずらしくいきなり本編映像から入っていますが、これは標章を入れると時間が足りないためです。また、後回しにすると使用許可が降りなかった素材のカットをごまかせるというのもあります。

ビール

酒に溺れた、という構図です。ええ、わたしは津軽海峡の向こう側から某ビールを輸入して愛飲しているのですよ。毎週の晩酌の缶を温存しておきましたが、合成で増やしても良かったかもしれません。

引用文

お蔵入りになってしまい、本作では「スパイ映画」の素材として登場したINTERCEPTORのセリフです。引用される文というのは概ねその作品の本質を一言で言い表すものであるべきですが、そのとおりになりました。つまり、これは存在しない希望を当てにせず、手順を踏むことで目的を実現しようという決意の映画です。見ればわかります。本作で一番力が入っているのは脚本です。

メインタイトル

ふとしたことから過去を思い出す物語です。フランス語は知り合いのスイスの方に確認してもらいました。

雨を写す

これは2009年の学園祭の後、散歩しながら撮ったヴィデオで作っています。雨を写すには光が重要になります。結構気に入っています。また、物体の形状だけでなく光の強弱でも組んだ構図だったりします。

水たまり

こういった水の表現は好きなのですが、基本的に雨を降らせる予算はないので、偶然に任せるしかありません。

公衆電話

失われつつある存在ですが好きですね。小型のカメラをいつも持って、目についた存在を狩っていく、ということは大切なことだと思います。

レンズの水滴

「ついてしまった」のですが、それ自体が不思議な効果になったのでそのまま撮りました。

夜の葉

街灯に透き通る夜の葉が好きなんです。素敵だと思いませんか?完全に背景が黒だったらもっと良かったのですが、いつもいいアングルをとれるとは限りません。

映像でしかできない

いつも言っていることですが、映画を撮るのなら映画でしかできないことをやるべきです。

この伏線シリーズは一応その言葉にふさわしいものを、と思っていたのですが、全部が全部そういうわけにもいかなくて、ここは残念ながらこうなりました。

地方銀行のCM

最近の東京者は第一勧業銀行を知らないので、番号の付いた銀行の存在を知りません。まあ、この番号はないのですが。

これは僕が映画を撮る直接の原因となった授業のお題が「ハッピーバースデー」だったからこういうCMになりました。

星空タイムラプス

以前に撮影した出来の悪いやつを使いました。まあ、宇宙っぽいということです。

大画面に映える

大画面感を出すためにCGIで映画館を作ってそこに投影しています。

通商産業省太陽系先進開発計画

「The Escape Velocity」で宇宙開発を担っていた組織です。元ネタはスカンクワークスですね。

最初のヒロイン

「もういい。わたしがバカだった」って主人公と決別するシーンだったのですが、ビルを一つ消すだけで使用許可をとるのが彼女だけで済んだのでこのカットが採用されました。折りたたみ式携帯が時代を感じさせますが、本当にこの時期に彼女が使っていた私物です。

甘いもので懐柔

「甘いものの映像をくれ」と佐々井に頼んだところ、すぐに登場した映像です。すごい速さでした。

なお完成作品を見たハハからは「マドレーヌにすべきだったのでは」と言われました。もっと早く言ってくれ。

制服

ここにリボンタイが写っているということはつまりそうなんですが、誠実さだけでは生きていけないのかもしれません。まあ、希望はないのです。

心を揺さぶる

心なので心電図です。適当にプレゼンテーションソフトで作りました。

教祖

「爆撃」で「飛びたかった人」として登場した彼です。当時二時間で描きました。

大勢に見てもらえる

本当はちゃんと描いてやりたかったのですが、時間の都合上白ハゲ軍団です。大男が掛け矢を持っているとか小ネタも入っています。あとなんか後ろに巨大不明生物のようなものもいますね。というわけで二重の意味で伏線です。

東京発射場

The Escape Velocityで火星ロケットが打ち上げられる予定だった館山の東京発射場のモデリング途中のレンダリング画像をそのまま使いました。

海上の発射場に海底トンネルを使って送り込むという素敵仕様で、高さ120メートルのトンネルなんか作れるかバカ野郎と怒られました。ロマンでしたね。このときに大規模な建築モデリングと高速なレンダラが必要になったからこそmodoを調査して購入に至ったわけで、無駄ではないんですが無駄にさせないのは自分だけです。

スパイ映画

INTERCEPTORより。いや、もう若書きで脚本を見るのも恥ずかしいのですが、何も考えずに書いたセリフはとても格好いいものがあったりして今でも気に入っています。だから使ったんですが。

これらお蔵入りになってしまった作品の素材を救い出し、関わった人間を不幸にしないんだ、と誓って作りました。なにも無駄ではなかったのだとしたかったのです。それができた時点でこの映画は成功だと思っています。

娯楽性のある

娯楽性を映像で表現なんかできるか、というやつです。

東南アジア某国の夕日

といえばマレーシアの夕日ですよね。まあ、これ、五所川原の夕日なんですが。

マレーシアの夕日の元ネタは例の「ハッピーバースデー」の課題でも登場しました。このあたり言及しすぎるとボロが出るのですが、監督のお名前も関係しているのかもしれません。

文字で押し切る

このあたりは素材が撮れないので文字で押し切っています。時間もありませんでしたし。

法に著作権はない

実に使いやすい。

公告

この下もちゃんと作っていたのですが、ちょっと笑えないネタだったのでカットしました。

わいせつな作品

ライカリールでは例の軽空母のイラストで代用されていました。当然素材などありませんし、撮影できるわけもないので、さっさと描きました。絵は下手ですが、とりあえずでっち上げるぐらいの能力は獲得できたので便利です。上手くなりたい。あ、上手くなりたいから作品コードネームが「宇治」というわけではありませんよ。

デモテープあります

INTERCEPTORにはこの二人がカラオケに行って歌うというシーンがあり、そのために制作された挿入歌がこれです。

悪い宇宙人だったのですが、今回はお笑い芸人として登場してもらいました。

作文

原稿用紙というものを久しぶりに買いました。鉛筆の部分は全部右手で書いています。

駅名表示板

それらしくでっちあげましたが、輪るピングドラム感が出てきますね。この作品は「きっと何者にもなれない」男の「生存戦略」を語った映画でもあります。

完成した

完成しなかった作品を救うための作品です。

スワンボートレース

スワンなんですよ。わかる人はわかると思いますが。お絵描き感で行くことにしました。微妙に高出力なのがポイントです。

新聞

二人でヴィクトリィのVです。

残高

ここは自分でさっさと作りました。

スポーツの世界

EnterpriseでPathfinderに登場した柏葉が再登場しキャッチボールをする、というシーンから持ってきました。後ろを電車が走っていったのは偶然です

食うに困らない

佐々井お料理シリーズ第二弾。美味そうです。

劇映画

lineなので乗換案内みたいにしました。フルCGIです。本当は実景合成しようかと思っていたのですが、時間がなくてフルCGIになりました。

大森さん

林の最初の役がこの役でした。光が素敵な作品だったと思っていて、こうして世に出せて嬉しいです。

コインランドリィ

ここもきれいに撮れたと思っています。Entepriseの1カットですね。女優さんというのは美しく撮ってナンボですから。

色も良くて気に入っています。ボケ味は伝家の宝刀マクロプラナー100です。この時初参戦だったのですが、本当に素晴らしいレンズですね。最高の存在です。

おつかい

こういう商店を真正面から捉えた構図が好きなのですが、大手を振ってやれた最初のカットです。

グレーディングが難しかった。どうするのが良かったのか、未だに悩んでいます。

工場地帯

大怪獣奪還計画撮影試験映像からも映像が動員されました。格好いいですね。

ステディカム

スーパーを借りて撮影したシーンです。本物です。営業前ですが。このステディカムは本当に良かったのでいつか使いたいと思っていました。Enterpriseからです。

スペシャルなカット

いやほんとこれ格好いいですよね。

こちらはまだお蔵入りになってません

次回作からも未使用カットが動員されました。ナレーションの通り芸術的な映画ですが、この作品と対になるべきよいものなので、期待していてくださいね。

メイキングからも映像を動員

「映画を撮っている映像」というのは監督の顔が入っており、それすなわち一瞬にして不快な映像になるため本当に素材探しに難儀しましたが、映画っぽい感じのカメラのショットがあったので使いました。

ルックスがものを言う

悪徳政治家とかマッドサイエンティストとかいつもそんなんですが、トランペットの名手です。

バージョンアップ

このカット、製作記事を見た某監督に「カメラ自体に光が当たって全体が白くなるはずですよ」とご指導頂いたのでそうしてバージョンアップしました。

座礁した浜風

いや、撮影しようと思ったら突風で模型が落ちてしまいましてね……。爆撃よりひっぱってきました。

ガスマスクの男

こちらも爆撃から。模型の塗装用マスクです。

テロリスト

多彩すぎる男、XJINE演ずる最強テロリスト野々村さんです。大怪獣奪還計画試験映像のボツカットより。でも格好いい構図でしょう?

映画のチケットたち

フォース・コンタクトはざっとプロットを考えていたのですが、シリウスの七日間に融合しました。C-DESTRUCTIONはまあ、若気の至りです。転送装置試験零号はいくつかの要素は今でも通用すると思っているので機会があればやりたいですね。お金でも人でもいいのでよろしくおねがいします。

さかな

なにをさしていいのかわからなかったので、千畳敷駅前の海岸にいたおさかなです。

かいじゅうさん

いろいろかんがえたのですが、絵で逃げました。本当に昔よりはうまくなってよかったと思います。こんな逃げ方前はできなかった。

ブログ

杉田が作ってくれました。文章は監督です。さすがにあの感想をそのままというわけにはいかない。

表示系の杉田

頼めばやってくれる男、それが杉田です。

ポスター

宣伝効果を最大化するために増えていく文字のカット。でもこれは全世界的に正しいやり方みたいです。

これはINTERCEPTOR(多分)のポスタ用素材からでっち上げました。この様子のいい男もこれ以外使える素材がなかったので残念ながらここだけですが、

タイトルを考えるのが面倒くさかったので、メインタイトル、というタイトルにしてしまいました。

タイトル更新

されました!試験映像の際に「連れ込まれる女」を演じてくれた子に「怪獣映画なんだから怪獣の名前をタイトルにすべきです」と主張されて、こうなりました。

イメージボード集

100億円ほど用意していただければ、こんな怪獣映画をお届けします。まだ怪獣の姿が見えませんが。

少しずつでも撮っていきたいし、例えばプリヴィスだけ作るとかいう案もあるので、興味があったら声かけてくださいね。

相変わらず優遇される優理絵さんスクリーンデビュー

このシーンの「アニメを作れば怪獣映画が撮れる」という意味がわからないのではないか、という意見があったのですが無視しました。

THE NAME OF THE HEROINEもご期待下さい

メインヒロイン白瀬さんもちゃんと出ました。

ちゃんと作っているんですよ。はじめての振り向き作画でしたが、なかなか悪くないと思いませんか?(調子に乗っています)

でも実写も撮りたいので、本当に興味のある人、声をかけてくださいね。

クレジット

キャストが増えた上に優劣がつけられないのであいうえお順です。